フェアチャイルドセミコンダクタージャパン株式会社(社長:グレッグ・ヘルトン、本社:東京都千代田区)は、カメラ搭載の携帯電話などの携帯用製品で一般的に使用されている解像度がマルチ・メガピクセルのCMOSとCCDイメージセンサ内の高速信号をシリアル化するために、特別に設計されたμSerDes™
デバイスとなるFIN212ACを発表しました。
FIN212ACは最大40MHzのスピードで最大12ビットまでのシリアル化が可能なフェアチャイルド社独自のCTL™I/O技術を採用し、シリアライザやデシリアライザとしてコンフィギュレーションが可能で、通常はペアでインプリメントされます。特許取得済みのCTL技術は、ノイズの多いRF環境での動作に適しており、類似の高速信号に必要とされる余分なシールドは不要で、業界で最小のEMI(-110dBM)を提供します。FIN212ACはフォームファクタが折りたたみ式やスライド式の携帯用電子機器に使用すると特に利点が得られ、ちょうつがいを横断する信号数を最小化できるので、基板スペースが削減でき、しかも製品の信頼性が向上します。
フェアチャイルド社の前世代のμSerDes技術の進歩の上に構築されたFIN212ACでは、LVCMOSのエッジレートとパルス幅が選択可能で、設計の柔軟性を高めると同時にEMIを最小化できます。これらの機能を使用すれば、設計者がFIN212ACを特定の周波数範囲に調整することができ、ソフトウェアの変更なしにRGBとマイクロコントローラの両インタフェースのインプリメンテーションが可能となります。FIN212ACは携帯電話の8〜12ビットカメラのインタフェースを主なターゲットにしているものの、Webカメラ搭載のラップトップPC、VOIPフォンやセキュリティカメラなどの最大12ビットまでの類似のパラレル・インタフェース・アプリケーションにもよく適しています。FIN212AC
には、データの転送を行っていないときに極めて低いパワーダウン・モード(〜0.1 μA)があるので、携帯用アプリケーションでバッテリの寿命を延ばしたい場合の極低消費電力のソリューションとなります。さらに、このデバイスの超小型BGAとMLPパッケージはPC基板の湾曲部にも直接実装できるので、一層の基板スペース節約と設計の柔軟性という利点が得られます。
「フェアチャイルド社は、ディスプレイ用にシリアル・インタフェース・ソリューションを最適化するための研究開発で長年培ってきた専門知識を、カメラのインタフェースに応用しました。今日一般的に使用されている広範なイメージセンサ用に特別に開発されたFAN212ACを使用すれば、携帯電話や他の携帯用電子機器の設計者はディスプレイとカメラの両信号をシリアル化できることになります。高速なカメラインタフェースではEMIが発生し、ある場合にはカメラの設計が最も重要になるので、信号のシリアル化は重要となります。」と、フェアチャイルド社のインタフェース製品部門、マーケティング・マネージャのクリス・ファーランド(Chris
Ferland)は述べています。
FIN212ACの他にも、フェアチャイルド社は広範なアーキテクチャに対してμSerDesデバイスを提供しています。詳細については、www.fairchildsemi.com/userdesを参照下さい。
FIN212ACは、BGAとMLPの両パッケージで提供され、これらの鉛フリーパッケージは、IPC/JEDEC(米国共同電子機器技術委員会)J-STD-020C規格以上の要件を満たすとともに、欧州連合の規格にも適合しています。
価格:
FIN212AC US$ 1.49(BGA)(1,000個購入時)
US$
1.30(MLP)(1,000個購入時)
その他のフェアチャイルド製品やデザイン・ツールについては、弊社ホームページ(
www.fairchildsemi.com/jp/
)、または、フェアチャイルドセミコンダクタージャパン梶@Tel:03-5275-8380、Fax:03-5275-8390までお問い合わせ下さい。
製品のデータについては、
www.fairchildsemi.com/ds/FI/FIN212AC.pdf
を参照下さい。
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