フェアチャイルドセミコンダクター社(社長:マーク・トンプソン、本社:米国メイン州)は、国際的なAC/DCオフライン電源変換デバイス市場をターゲットとした全額出資子会社である台湾のSystem General社が、台湾の権威ある「National Invention Awards 2007」において、2部門で受賞したことを明らかにしました。
この賞は、Best Contributor部門、Best Patented Invention部門、Best Patented Design部門の3部門で構成されています。System General社はBest Contributor部門で入賞し、また、同社のPWMコントローラがBest Patented Invention部門で銀賞を受賞しました。台湾企業がさらなる発明や革新に注力することを目的に1992年に創設されたこの賞は、経済省知的財産局が運営にあたり、300以上の半導体製品が審査されました。
フェアチャイルドセミコンダクターのパワー・コンバージョン製品担当副社長であるトム・ヤン(Tom Yang)は、次のようにコメントします。「System General社の製品は、コンピュータ・システム、LCD、家電、モバイル機器、照明器具の電源やコンバータに広く使用されています。また同社は、2007年3月の時点で、米国で62件、台湾で30件の特許を取得したのをはじめ、世界で100件以上の特許を取得しています。このような高いレベルの専門技術と知識が、権威ある賞の受賞につながったと考えております。また、審査員が当社の製品に対し、“非常に実用的で環境に配慮されており、またこの製品が省エネ特性に優れ使いやすいことから、家電にも適切である”、とコメントしてくださったことを嬉しく思います。」
スタンバイ消費電力の低減を目的としたSystem General社の電源変換用オフタイム変調PWMコントローラは、Best Patented Invention部門の銀賞を受賞しました。この革新的な機能は、SG584X、SG69XXシリーズをはじめ、System General社の多くのデバイスに搭載されており、負荷が軽いまたはゼロの条件下では、スイッチング周期を長くすることで消費電力を節約し、負荷が大きい場合は、一定の最大出力電流を維持することが可能です。そして、この両方によって、磁気コンポーネント(インダクタ、トランスフォーマなど)が飽和するのを防ぐことができます。
フェアチャイルドセミコンダクターの事業部門の一つであるSystem General社は、アジア最大手のパワー・アナログ・サプライヤとして、パルス幅変調(PWM)コントローラ、デスクトップPC電源スーパバイザおよびコンボIC、力率改善(PFC)コントローラなど、製品群を拡大しつつあります。先般System Generalの買収は、積極的に投資し、急成長中のパワー・アナログ市場を追及することによって成長するというフェアチャイルドの事業戦略に合致したものです。
世界のパワー・マネジメントIC市場の3分の2以上がアジアにあり、電源機器OEMメーカーでは世界上位10社のうち6社までが台湾にあります。絶縁型PWMコントローラ、PFC、コントローラ、AC/DCオフライン・レギュレータで構成されるAC/DCオフライン電源変換市場は、2005年に15億米ドル以上に達しました。フェアチャイルドは、System General社の買収により、現在、急速に成長しているこの市場をリードすることになります。
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